<   2006年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

日本の味

d0094101_2272649.jpg
だんだん、ブログに載せるネタもなくなってきました。いっぺんによくばって、たくさん載せるからだめなんでしょう。

これはこのあいだ、歩いて5分ほどの場所にある、ホム市場で買ってきた温州みかんです。いつも、当たり外れの少ないマンゴーを買うのですが、その横に山積みされてました。あんまり小さいので、まさか温州みかんだとは気付かなかったのですが、おばちゃんが「ンゴット、ンゴット(甘い、甘い)」と言って半分くれたので試しに食べてみました。そろそろ2ヶ月が経って、目新しいことがなくなってきて、あぁ日本の食べものが食べたいなあなんて思っていたので、マンゴー3個と更にこの温州みかんを500gほど買いました。全部で日本円で250円ぐらいです。たぶん、結構ボラれていると思いますが、日本よりずっと安いです。

こんなに甘くておいしいくだものがあるなんて、やっぱり日本はすごいなあと思いながら食べてます。近々、この近くにある日本料理屋にでも行ってみようかなと思っています。

ヤモリが鳴いてますね。では、そろそろこの辺で。
by ma-yu-u | 2006-10-31 02:17

ドンホー版画の模写2

ドンホー版画の模写のつづき。
d0094101_21123759.jpg
卵の殻を貼付けた部分に白い色漆を塗ります。そして、緑の色漆に銀箔を貼付けて別の色をつくります。
d0094101_21173740.jpg
緑の色漆の上に銀箔をのせたあと、指で強く叩きます。
d0094101_21194930.jpg
その上に新聞紙をのせて、さらに擦ります。
d0094101_21205375.jpg
このように、銀の箔の上に、緑色の漆が滲んだような色ができました。日本の漆工芸で箔を使うときのような繊細な扱い方と、ベトナムの漆絵の箔の使い方は全く違います。
d0094101_21264047.jpg
実際のこのドンホー版画は、地の部分が白いのですが、先生の好みで赤に変更されました。この先生の絵は赤がとても多いんです。でも確かに、漆の赤はきれいです。
d0094101_21291785.jpg
蓮の花の部分に、ザルを使って銀の粉末を振りかけます。
d0094101_21304511.jpg
そのあとさらに、それぞれの色を乾かしては塗り重ねを繰り返して、2〜3層の漆の厚みをつくります。
d0094101_21332242.jpg
d0094101_21333616.jpg
来週は、この上を研いで、絵を完成させるということです。
さて、どんな風に仕上がるのでしょう。
by ma-yu-u | 2006-10-26 21:33

イタリア留学公募展

昨日、ハノイ美術大学の隣にあるギャラリーで、一名のイタリアへの留学生を選ぶ公募展の公開展示とオープニングレセプションがありました。
d0094101_17365643.jpg
d0094101_1737914.jpg
d0094101_17372222.jpg
選抜された作品は、ほとんどがインスタレーションの作品でした。この中から、一名が一年間イタリアへ留学に行きます。もう一名には、バイクが贈られるということです。ハノイ美術大学の学生ということではなくて、ほとんどがフリーのアーティストのようです。
d0094101_17425818.jpg
d0094101_17431413.jpg
d0094101_1743295.jpg
d0094101_174358100.jpg
d0094101_1746228.jpg
イタリア人の主催者によるスピーチ。ベトナムとイタリアに、こんな交流があるとは、驚きです。
d0094101_1751149.jpg
そして、オープニングレセプションの中盤、会場の真ん中でパフォーマンスが始まりました。
d0094101_17554713.jpg
d0094101_1801584.jpg
d0094101_1802890.jpg
d0094101_1803873.jpg
d0094101_181574.jpg
d0094101_182756.jpg
d0094101_1822068.jpg
ベトナムの美術大学では、人物を描いたり、日本で言えば美術予備校でやっているようなことを大学でしています。私は、そういう勉強も必要だと思うので、ベトナムの大学の授業のやり方には賛成です。でも、こういうインスタレーションやパフォーマンスなどの作品をつくりたい人のために勉強できる機会もあった方がいいと思うし、発表できる場所も増やさなければならないと思います。ハノイでは、このギャラリー以外には、おそらく発表できる場所がありません。そしてこの展示を見ながら、私のやっていることはなんて時代と逆行しているんだろうと思いながら、でも私は私のやり方でやっていかなければならないとも感じました。
by ma-yu-u | 2006-10-22 17:44

中国茶専門店

昨日の夜、同じアパートに住む日本人の友人に誘われて、中国茶の専門店に行ってきました。そこでは、友人の会社のベトナム人の同僚と待ち合わせていました。お茶の専門店ということで、てっきり女性がいるのかと思っていたら、結構いい年の男性ばかりでびっくりしました。

急須で入れる様々なお茶、そして私と友人の頼んだ、お茶碗に入った薬草に直接お湯を注いで飲むものなどがあります。
d0094101_11362268.jpg
d0094101_11364059.jpg
d0094101_11365824.jpg
このように、私と友人の頼んだお茶には、お茶碗に直接お湯が注がれます。
それにしても、このやかんはすごいでしょう。なぜこんなに長いのか。あんまり意味はない気がしますが、面白いです。
d0094101_11391658.jpg
薬草と言っても、花びらのようなものやドライフルーツのようなものが入っています。それと一緒に氷砂糖が入っているので、お湯を何回かつぎ足しても、ほんのり甘さがあります。

ベトナムの食事に付きものの様々な香草もそうですが、ベトナム人は本当によく薬草のようなものを食べます。みんな、とても健康に気を使っています。冷蔵機器が整っていないので、肉も冷凍されることはないし、ジュースといえば生のフルーツを搾るし。ベトナム人は、日本人のようにサプリメントなんて飲まなくても、すごくいろいろなビタミンを取っているんです。
by ma-yu-u | 2006-10-21 11:50

ハノイのシエスタ

d0094101_1683361.jpg
d0094101_1684663.jpg
南国のベトナムには、スペインなどのように、昼寝をする習慣があります。このように、みんな相当器用に寝床を確保します。
d0094101_161184.jpg
道路に専用ベッドを広げて、寝てる人もいます。会社でも、1時間半から2時間くらい、昼休みがあるようです。
d0094101_16132859.jpg
今はハノイは大分涼しいですが、5月にはもう夏の陽気になるらしく、夏の時期がとても長いようです。
暑い気候で、過ごす知恵なのでしょうね。
by ma-yu-u | 2006-10-19 16:07

ドンホー版画の模写1

漆絵実習の最初の課題は、400年の歴史があるという、ハノイ郊外で制作されている「ドンホー版画」の模写を行うことになりました。
d0094101_9461147.jpg
10枚ほどのドンホー版画のセットの中から、気に入った2枚を選びます。
d0094101_9482256.jpg
コピー用紙にチタニウムホワイトの顔料を手で擦りつけて、ドンホー版画と支持体の間に挟みます。
d0094101_9505577.jpg
d0094101_9511620.jpg
そして、なんと、ドンホー版画の上から直にボールペンでなぞって転写します。400年の歴史のあるドンホー版画を、そんな風に扱っていいのか・・。ベトナムの人々は、本当におおらかです。
d0094101_958924.jpg
d0094101_1032879.jpg
そしてこのように、黒い支持体の上に白い図が転写されます。
d0094101_1043484.jpg
d0094101_1044449.jpg
転写された図の中で、卵の殻を貼付けたい部分を決めて、そこの部分の支持体を卵の殻の厚みだけ彫刻刀で削ります。
d0094101_1010167.jpg
d0094101_10102821.jpg
削られた支持体の部分に son canh gian (ゴキブリの羽の色の漆※木地呂漆)を塗ります。
d0094101_10162092.jpg
その部分に、彫刻刀の先に少し漆をつけたものを使って、卵の殻を貼付けていきます。
d0094101_10175754.jpg
d0094101_1018969.jpg
貼付け終わったら、金槌で軽くたたいて、卵の殻を潰します。
d0094101_10205933.jpg
d0094101_10214012.jpg
d0094101_10215210.jpg
卵の殻が貼付け終わったら、白く転写された図の線を、黒漆でなぞります。
d0094101_10233239.jpg
d0094101_10234379.jpg
先週の作業はここまでです。

実習が始まったら、とたんに忙しくなってしまって、遊びに行く暇が全くなくなってしまいました。このあとしばらくは、実習の報告が続くと思います。でもたまには、ベトナムの珍しい食べ物なども載せられるように、少しはぶらぶらしてみます。
by ma-yu-u | 2006-10-15 09:54

カピー

というのは、私が日本でベトナム語を教えていただいていた先生の家で飼われている、犬の名前です。
d0094101_22152873.jpg
こちらがカピーです。
今日は、先生が不在にも関わらず(先生はまだ日本に滞在中です)、ハノイの中心地から7kmほど離れた郊外のご自宅におじゃましました。
d0094101_2217510.jpg
まずは、お茶と、そしてお茶請けにバナナが出てきました。なんと、このバナナは、緑色をした餅米を一度蒸かしたあとに乾燥させたものをつけて食べます。アイスクリームといい、ベトナムでは、意外なものが餅米に組み合わされます。
d0094101_2222390.jpg
そして、豪華な夕食の食卓へ。本当に、ベトナムの食卓は、日本の食卓に似ています。
d0094101_22233328.jpg
これは
小さなちまきという名前で、中には透き通った餅の中に大きな干しえびが入ったものがあります。
d0094101_2226457.jpg
d0094101_2227424.jpg
このようにして、甘酢っぱいタレにつけて食べます。これは、フエの名産ということで、お母さんのお友達が最近フエから持って来てくれたのだと言うことです。
d0094101_2232135.jpg
そして、最後のしめは、タニシのブン(丸い断面の米の麺)です。黄色い色をしているのは、後で思い出したのですが、ウコンのようです(生のウコンを見せてもらったときに、これは日本には無いと言ってしまいました)。
d0094101_22395543.jpg
そして、デザートは、遂に月餅を食べました。今まで、道端で売っているのを横目で見ながら、とてもではないけれどこんなに大きいのは食べられないと敬遠していたのですが。焼いてある茶色い月餅は、ちょっと油っぽくてくどい感じですが、白い焼いていない月餅はもちもちしていて食べやすかったです。

帰りは、先生のお父さんの安全運転なバイクで送っていただきました。拙いベトナム語に付き合ってくださった先生のご家族の懐の広さを、最近の日本人は見習わなくちゃいけないとつくづく感じました。

さあ、明日から、待ちに待った学校の授業が本格的に始まる予定です。たぶん、あまりブログを更新できなくなるのではないかと思うのですが。どうなることやら。
by ma-yu-u | 2006-10-08 22:20

ブラジル・レストラン

d0094101_1514458.jpg
日本のカレンダーでは、今日10月7日が満月ということですが、ベトナムでは一昨日の10月5日に様々な仲秋の名月のイベントがあったようです。残念ながら、私はベトナム語の授業で夜遅くなってしまったので、実際のイベントを見に行けませんでした。でもテレビで、なんとなくお祭りのような特別な番組をやっているのを見ました。この写真は、昨日撮った月です。
d0094101_15223287.jpg
そして昨日は、お祭りを見に行けなかった不満を晴らすために、ブラジル料理のお店に行ってきました。友だちがインターネットで探してくれたのですが、思っていたのより、かなり高級そうな外観でびっくりです。
d0094101_15265953.jpg
お店の入り口では、大きな肉の塊が、炭火でじっくりと焼かれています。このお店では、これらの肉の塊を、つぎつぎにお皿に運んできてくれます。
d0094101_15292551.jpg
d0094101_15294069.jpg
d0094101_1531206.jpg
もう食べられない。というカードを私が見せるまで、どんどんと肉が運ばれます。炭火で焼いた肉は、すごくいい味をしていて、つい運ばれてくるまま食べ続けてしまいました。
d0094101_15382158.jpg
揚げバナナと焼きパイナップル。
d0094101_15392942.jpg
そして、念願のカイピリーニャ。
d0094101_15411287.jpg
しかし、残念ながら、このカイピリーニャはラム酒でつくられたものでした。やっぱり、ベトナムでは、ピンガは手に入らないのでしょう。そして、なぜか、ブラジルの音楽が流れていない・・。これが一番残念。それから、今まで自腹で行ったベトナムのレストランの中で、一番高いお勘定でした。でも、とてもおいしい肉が食べられました。満足満足。
by ma-yu-u | 2006-10-07 15:21
ホアンキエム湖の北の旧市街に、ガイドブックによく載っている、ハノイで一番おいしいと言われるフォーボー(牛肉のフォー)のお店があります。お店の名前はGia Truyen(ザーチュェン)です。このお店では、他のお店ではほとんどないことなのですが、ベトナム人が列をつくって順番を待っています。
d0094101_11584229.jpg
んん。あまりうまく撮れていませんが、お店の外観です。まだお店が開店したばかりで、お客さんがあまり並んでませんね。ここのお店の特徴は、牛の骨をじっくりと煮てとったスープと、モモ肉、胸肉、胸と腹肉など、様々な肉の部位を選んでトッピングできるところです。
d0094101_1284269.jpg
この左側の女性が、このお店のオーナーのようです。周りの若者たちが開店までの間にてきぱきと仕込みをこなし、開店の準備が整ったところで、颯爽とこのオーナーが現れます。そして、この女性が、一杯一杯手際良くフォーを仕上げていきます。
d0094101_12144515.jpg
これが胸肉のフォーです。胸肉は、生の状態で、さっと湯どうししてのせられます。じつはこれは2回目の来店で、1回目の時にはモモ肉を頼みました。モモ肉の場合には、火が通った状態の肉を切り分けてのせます。肉の部位によって、火の通し方を変えるなんていうところが、おそらく人気の秘密なのでしょう。それにしても、ベトナムの女性はたくましいです。日本語で言えば、男らしいに近いかもしれません。

ハノイにお越しの際は、是非、ご賞味あれ。
by ma-yu-u | 2006-10-06 12:06

信号のないハノイの道路

ハノイの道路は、日本のように信号が多くありません。
d0094101_1974859.jpg

結構大きな交差点でも、信号がありません。右折も左折も直進も、バイクも車も歩行者もみんなまるで糸がすり抜けるように交差して、なぜかぶつかりません。不思議です。たぶん、歩行者の速度とバイクや車の速度が、あまり変らないのだと思います。
d0094101_1913816.jpg

このように迫ってくるバイクや車を、横目で見ながら、勇気を出して一歩踏み出します。
d0094101_19143029.jpg
d0094101_19144366.jpg
そうすると、車やバイクが上手く人をよけながら走ってくれるので、ぶつかりません。
d0094101_1918345.jpg
このように信号のあるところもありますが、見切り発進をするし、信号をきちんとは守りません。私が初めてベトナムに来た7年前には、こんなにバイクが多くなかったのですが。その当時は、ほとんど自転車でした。今は、一人一台ぐらいバイクがあるのではないでしょうか。車も結構増えましたが、圧倒的にバイクが多いです。そしてそのせいか、排気ガスの汚染が進んでいます。ものが増えても、インフラなどの整備がそれに追いつかないのです。それに、規制も必要です。まだまだ、ベトナムは発展途上の国です。でも、たくさんある面白いところを、ちゃんと上手く残していってくれればいいなと思います。

以上、信号のないハノイの道路でした。
by ma-yu-u | 2006-10-03 19:15