botticelli の模写

漆工房の実習と平行して行っていたbotticelliの模写が
やっと終わりました。
約3ヶ月かかりました。
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まず下絵を、
チタニウムホワイトを塗った紙を使って写します。
この下絵は、以前テンペラの古典技法の実習でつくったものです。
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人物の部分の線を、
茶色のなやしくろめをして松脂を入れた漆でなぞります。
その上に、銀の粉末をふりかけます。
日本の蒔絵と同じ技法です。
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花の部分の下地を、彫刻刀で削って
そこに卵の殻の粉末をはりつけます。
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背景のレリーフ状の部分を、朱漆でなぞりました。
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人物の部分を緑色の漆で塗りつぶしました。
これは、テンペラの技法と同じやり方です。
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緑色の漆は、乾くととても暗い色に変わってしまうので、全体に銀の粉末をかけました。
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なやしくろめをして松脂を入れた漆で、描きおこしていきます。
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人物の部分の彩色が終わりました。
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背景に金の箔を貼りました。
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レリーフの部分を軽く研ぎます。
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そして、完成です。

漆は、描いた時と乾いた時で色がすごく変わるので、
ものすごく悪戦苦闘しました。
でも、アールデコ期のJean Dunandの肖像画を知っていたので、
できないはずはないと思ってなんとかやってみました。

2月のテトが終わったら、旅行に行ってスケッチをして
この次は本格的に11月のハノイでの展覧会に向けて
自分の作品をつくる予定です。
by ma-yu-u | 2007-02-08 10:37